基本的なマナーを知ろう
ゴルフはマナーやルールを大事にするスポーツです。ほぼ半日、同じ組になった人たちと密着して過ごすことになりますので、基本的なマナーを知らずにラウンドすると知らないところで同伴者に不愉快な思いをさせてしまうことも・・・。また、時間をずらして多くの組が同じコースをラウンドするため、前後の組への気遣いも重要になります。
プレーヤー同士が気持ちよくラウンドできるためにも基本的なマナーを学びましょう。
服装のマナー
服装のマナーについて確認してみましょう。ゴルフ場に半ズボン、サンダル履きなどのだらしない服装でゴルフ場、クラブハウスに入ることは、マナーに反します。こういうだらしない行為は今まではクラブに対する侮辱と見なされてきたのですが、最近では結構大目に見ているゴルフ場も多く、ある程度は黙認されているゴルフ場もあります。実際、服装のルールはゴルフ場によって異なり、ルールに反していると入場を拒否されてプレーできないこともあります。初めて行くゴルフ場は、事前に確認するようにしましょう。服装のマナーはプレー時の服装だけではなく、ゴルフ場への行き帰りの服装もマナーと示されていることがあります。今一度自分の服装を見直してみるのも良いでしょう。
靴の汚れ
プレーをするときは、ゴルフシューズに履き替えます斜面で踏ん張ったり、雨の日の芝生の上でも滑りにくいようにスパイクがついていたり、ソールがデコボコしているため、シューズの底には芝の切れ端や砂や泥などが付着しています。ゴルフ場で、コースからクラブハウスに戻って建物に入る時には、靴の汚れをよく落としてからクラブハウスに入るのがマナーです。クラブハウスの入口にコンプレッサー、エアーガン、濡れたタオルなどが備え付けてあるので、靴の汚れを落とすそれらの器具で、十分に汚れを落としましょう。また、靴だけでなく服についたホコリや土などもよく払い落とします。クラブハウスの床に泥やゴミを落とさないように気をつけましょう。
ゴルフの名札
ゴルフ場では、自分のクラブと他人のクラブとを間違えない為にも、キャディバッグには名札を付けるのがマナーです。自分が間違えないためという意外にも、人気のゴルフ場では1日に何百人のプレイヤーが訪れることもあるので、キャディバッグの積み間違いでカート出しが遅くなり時間ロスの原因になります。同じ苗字の人もいるので、漢字で書かれたフルネームがベストです。読み間違えやすい漢字はローマ字表記やフリガナ、そして読みやすい字体をおススメします。もし名札を付け忘れた場合は玄関付近に用意してありますので、係員に渡す前に必ず名札を付けましょう。